白い春(ネタばれ注意)

4月から6月までのTVドラマの中で、私めが特にハマって見ていたものがあった。
それが『白い春』だ。

そのあらすじは・・・

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殺人を犯し刑務所から出所してきた元ヤクザの男が、ある少女と出会う。
それは偶然にも、男のかつての恋人の娘だった。

男が殺人を犯したのは、病気の恋人の治療費を得るためだった。
(ヤクザ組織から足を洗う代わりに、最後に殺人を行い、報酬として治療費800万円をもらえる約束をした)
しかし彼女は、男が服役して間もなく少女を産み、その後病死していた。
治療費は使われた様子がなく、その行方もわからないまま。

その後男は、出会った少女が自分の実の娘と知るが、少女には育ての親がいた。
少女は、男が自分の実の父親とは知らずに、男に心を開く。

男は、初めは育ての親である男と敵対するが、少女の幸せのため、父親とは名乗らずに、少女を見守る決意をする。

そんな中、実の父親とは知らずに、男にさらに心を寄せる、少女。
育ての父親も、始めは娘から男を遠ざけようとするが、徐々に男を理解するようになっていく。

少女と男は果たして本当の親子になれるのか…

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文章が下手くそなので申し訳ないが、だいたいこんな物語だ。

まあ、ドラマとしては特別珍しいシナリオではないが、私めは久しぶりにドラマで涙した。

6月23日に放送された最終回。
男は、自分が殺した男(やはりヤクザ)の息子の復讐に遭い、命を落とすことになるのだか…。

男の意識の回復が絶望的となった際、少女は男の手を握り、「私のもう一人のお父さん・・・」と呼びかける。
男の目からは、息を引き取る直前で意識がないはずなのに、一筋の涙が流れる。
そのシーンで、私めは涙があふれ、止まらなかった。

私めは40を過ぎた今でも恥ずかしながら独身である。
よって、親子の愛情のすべてがわかるわけではないが、二人の父親(男と育ての父親)とほぼ同世代である。
自分がもし早くに結婚して子供がいたら、と考えるにつけ、本当の父親、育ての父親、娘それぞれの想いが、とても切なく感じられた。

これを書いている今は、ドラマを見終えてから数日経っているが、まだ、心の中が何となく、悲しくて、切ない。

ドラマのラストシーンは、死んだ男の墓の前で、少女が「もう一人の父親」の笑顔を思い出し、微笑むのだが、その二人の笑顔が、心に焼き付いて、離れない。
こんなに後を引く感覚は久しぶりだ。

私めは今、いいドラマを観たと、心から喜んでいる。

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わかってない人々

かなり前になるが、「わかるテレビ」という番組をやっていた。

普段よく見聞きするが、その実をあまり知らない事柄について、専門家が数分でわかりやすく説明してくれる、という内容だった。

その中で、「地デジ」について取り上げていた。
司会者から「なぜ”地デジ化”されるのか知っているか?」と問われた、有名タレント諸氏。
その解答たるや、笑ってしまうようなものばかり。

「電線や電柱が地中に埋められるから」

(”地下デジタル”かい?第一、テレビ放送は無線だよ)

「光通信にかわるから」

(そりゃインターネットだよ)

をいをい、テレビタレントよ。
自分達の”飯のタネ”であるテレビ放送について、あまりに知らなさ過ぎるんじゃないのか。
これではまるで、野球場について知らない野球選手、土俵について知らない相撲取り、みたいなものだ。
自分達の仕事場について知らなければ、まともな仕事ができるはすがない。

私めももちろんそうだが、皆さんも、自社の商品・サービスや取引先(または顧客)のことをよく知った上で、仕事をするはずであろう。

それができていないタレントたち。

最近は”おバカタレント”ブームとやらで、天然ボケのおもしろおかしい言動で売っているタレントがいるが、そうではないタレントでも、その無知さ加減は笑うに笑えない。

タレント諸氏よ、自分達の仕事場について、もっと勉強してくれ。
そして、君たちが率先して「地デジ」について知らしめてもらいたい。

ちなみに、その問いの答え(地デジ化の理由)は、これをご覧の皆さんならご存知であろうが、”電波不足解消”のためである。
近年の情報通信技術の発展に伴い、電波が足りないのだ。
テレビ放送をアナログからデジタルにすることで、かなりの周波数帯に空きができるため、それを携帯電話など話など他の通信に利用するわけだ。
地デジ化そのものについては、テレビCMでも頻繁に告知しており、多くの方はあと数年でアナログテレビが見られなくなることは知っているはずだが、その理由についてはあまり触れられていないため、知らない方も多いのではないか。

地デジ化でアナログテレビが見られなくなることだけでなく、その理由についても、もっと周知徹底してほしいものだ。

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映画の夕べ

私めは生来(って、ちと大袈裟だけど)、映画にはさほど興味がないほうだった。

思い返せば・・・

子供の頃、映画館に親に連れていってもらった記憶はない。

小学校高学年の頃、5歳年上の姉に連れていってもらえる予定だったアニメ映画(※)も、当日に風邪で寝込み、断念。
 (※)『さらば宇宙戦艦ヤマト』(1978年)か『銀河鉄道999』(1979年)のどちらかだったと記憶しているが、定かではない(^^;;

生まれて初めて映画館へ行ったのが、高校生の時。
『うる星やつら・オンリーユー』だった。(1983年)
私め自身はさほど好きではなかったが、友達に誘われたのだ。

次は、私めが高校の友達を誘って『超時空要塞マクロス・愛おぼえていますか』を観に行った。(1984年)

その後は、社会人になってから。

大好きだったTVドラマの映画版である『あぶない刑事』シリーズ3作
 『あぶない刑事』(1987年)
 『またまたあぶない刑事』(1988年)
 『もっともあぶない刑事』(1989年)
を観に行った。

そして、『あぶない刑事フォーエヴァー』を、当時付き合っていた彼女(※)と。(1998年)
 (※)余談だが、この女性が私めの唯一の”元カノ”である

それ以降は、観に行きたいなぁと思う作品があっても、”一緒に観に行く相手”(=彼女)がいないことを言い訳にして、観に行くことはなかった。

口説きたい女性を映画に誘ったこともあったが、あっさり断られて、実現しなかったし・・・(ToT)

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ところがこの数年、特に今年は、かなりたくさんの映画を観に行っている。
それも、ほとんどは一人で・・・(寂)

 *公開年月順に記載

<2005年>
 12月:ルナハイツ

<2006年>
 01月:最終兵器彼女
 07月:日本沈没
 12月:ルナハイツ2

<2008年>
 02月:チームバチスタの栄光
 03月:クロサギ
 05月:相棒
 05月:長い長い殺人
 07月:クライマーズ・ハイ
 08月:ラストゲーム・最後の早慶戦
 10月:容疑者Xの献身

このリストを見て、お気づきの方も多いだろう。
すべて、小説やコミック、テレビドラマの映画化作品ばかり。
つまり、”原作付き”だ。
当然ながら、原作を自分が読んで(観て)気に入った作品ばかりだ。

それはなぜか。
たとえ”ハズレ”だったとしても、納得というか、諦めがつくからである。
原作が好きだから。
(身びいきもあろうが、”ハズレ”と感じた作品は、あまりない。)

原作のない映画、つまりストーリーも背景もあまり分からない作品を観るのも、もちろん、悪くないだろう。
ただ、そのときは、”ハズレ”を観たときの虚脱感というか、むなしさというか・・・千数百円払ってわざわざ映画館で観たことについて、後悔するのが嫌なのだ。

やはり私めは保守的でケチな性格なんだ、と改めて思った。

純粋な映画ファンからすれば、こんな私めは、邪道な、ミーハーな映画鑑賞者であると思われるだろう。

でも、それでも構わない。
真っ暗な映画館で、好きな映画を観る。
普段の生活から離れられ、忘れられる、そのひと時を楽しめれば、それでいいのだ。
(by 故・赤塚富士夫氏)

性懲りもなく、次は、今冬公開予定の『特命係長・只野仁』(コミック原作:柳沢きみお、TVドラマ:テレビ朝日系)を観に行くつもりにしている、私めであった。
ンガググ。

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ルナハイツ2

映画『ルナハイツ2』を、全国公開初日(1/27)に観に行ってきた。

休日であったことと、比較的近くのシネコン(中川コロナ)での公開だったため、運が良かったと言えよう。

その当日、同館にては、主演・安田美沙子さんの舞台挨拶(11時からの初回上映前)があったのだが、チケットを入手しそびれたため(ちょっと後悔)、当日2回目(13:30~)の上映を観た。

今日は、その評などを書いてみようと思う。

なお、一部ネタばれがあるため、映画をご覧になっていない方はご留意いただきたい。

また、私めは映画をあまり観ないので、あくまで、支持するコミック作家・星里もちる氏の映画化作品としての評価である。他の映画との比較ではないため、ご了承いただきたい。

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さて、その『ルナハイツ2』。

前作は、映画としては少々物足りなさを感じたが、今作は、”映画らしく”仕上がっていたのではなだろうか。

今作には、隼人とまどりが、それぞれの・それぞれに対する想いを、回想(当然ながら前作の映像にて)から確認するシーンや、まどりの子供の頃の回想シーン(前作ではまどりの話でしか登場しなかった”双子の兄”が、子供の頃の姿で登場)などがあった。

また、キャストの増加(無論原作に基づいている(まどりの同僚役の夏川純さん(友情出演)を除く)のだが)により、隼人とまどりの想いの交錯が、きちんと描かれていた。

要は、二人の恋の行方にハラハラ・ドキドキするわけである。

ただし、某事件のカタが付き、いよいよ二人が、お互いの気持ちを確かめ合い・・・という展開については、もう少しじっくり描いてほしかったな、と感じた。

あと、私めが個人的にが密かに期待していた、隼人とまどりの○○シーンは・・・

ををっと、これは観てのお楽しみにしておくこととしよう。

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えーっと、トーシロの映画評はこのくらいにしておいて、当日のことを少々。

その上映時の入場者数は、なんと10人にも満たない状況だった。

いくら安田さんの舞台挨拶&上映のすぐ次の回とはいえ、寂しい限りであった。

(安田さんが来た回は、たぶん満員だったであろうから。)

まあ、おかげで一番観やすい席に座ることができたし、周りの席もかなり空いていたのでゆったりと観ることができたけれど・・・ちょっとねぇ・・・

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Luna2_poster

なお、この写真は、ホールに掲示されていたポスターである。

よく見ると、安田さん(たぶん)のサインが書かれている(無論それがあったから撮ったのだが)。

これは、ファン垂涎のお宝になるかも知れない(笑)

っと、ここで一応断っておくが、私めは特段彼女のファンというわけではない。

グラビアアイドルとして好きだが(照)、映画を観たのは星里もちる先生の作品の映画化であるからであり、安田さんが目当てでは、断じて、ない!!

・・・って、言い訳するほうが怪しい?

でも、ホント。

なぜなら・・・

私めは、仲根かすみさん小野真弓さんのファンなのだから!(*^^*)

だから、仲根さんがプロ野球・ソフトバンクホークスの和田選手と結婚した、と知ったときはショックだった・・・

また、小野さん出演のTVCM(アコム)が見られなくなり、残念・・・

ん?話が思い切りそれたなぁ(笑)

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さて、映画『ルナハイツ2』、原作をご存知でない方も、ぜひご覧いただきたい。

(できればDVDで前作を観てから、ね!)

そして、よろしければ原作(ビッグコミックス全4巻)も読んでいただけると幸いである。

※上映スケジュールなど、映画の詳細は公式ページ(こちら)にて

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